地域教育協議会って?

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 近年、学校・家庭・地域が一体となって子どもの発達や成長に関わることの重要性が指摘されている中、平成20年度に文部科学省・学校支援地域活性化推進委員会が「みんなで支える学校 みんなで育てる子ども」-「学校支援地域本部事業」として中学校区単位でスタートさせました。 その後この事業は各市町村に引き継がれ、「地域教育協議会」として前事業の意向を引き継ぎ、富雄南中学校区も「富雄南中学校区地域教育協議会」として活動しています。
 地域教育協議会の基本的活動内容は、
          ●「(学校・家庭・地域の間の)連絡調整」
          ●「地域教育活動の活性化」
          ●「学校教育活動への支援・協力」

 という3つの役割を持っています。
また、この事業の目的として、学校の教育活動を支援するため、地域住民の学校支援ボランティアなどへの参加をコーディネートするもので、いわば“地域につくられた学校の応援団”です。
 これまでも各学校で、各地域の方々に様々な形でご協力をいただきながら、学校運営や教育活動を行う取り組みが進んできていますが、地域教育協議会は、そうした取り組みの延長線上にあり、地域住民が学校を支援する、これまでの取り組みをさらに発展させて組織的なものとして、学校が求めるものと地域の力をマッチングさせて、より効果的な学校支援を行い、教育の充実を図ろうとしているものです。
 本協議会は、その推進組織として、学校と地域の連携による学校の教育活動の支援の取り組みが、幅広い関係者の理解と協力のもとに、地域にとどまらず社会総がかりの国民運動として展開されることを期待して活動しています。

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